自分の機嫌の取り方がわからない?「自分に効く方法」を見つけるヒント
「自分の機嫌は自分で取る」——よく聞く言葉です。
でも、どうやって取ればいいのかわからない。
散歩がいい、運動がいい、甘いものを食べるといい。そういう方法は聞いたことがある。でも、自分に効くかはわからないし、試してもピンとこなかった。
「自分の機嫌の取り方がわからない」という悩みを持つ人は、実は多いのではないでしょうか。
この記事では、**一般的な方法論ではなく、「自分に効く方法の見つけ方」**を紹介します。
この記事の結論を先に言うと:
- 機嫌の取り方は人によって違う。だから「一般的な方法」が効かなくても当然
- 大事なのは「自分に効く方法」を見つけること
- 試して、記録して、パターンを見つける——このプロセスが鍵
今、気分が落ち込んでいるなら
記事の本題に入る前に、今まさに気分が沈んでいる方へ。
1〜2分でできる応急処置を紹介します。
1. 深呼吸を3回
4秒かけて吸って、4秒止めて、8秒かけてゆっくり吐く。これを3回。呼吸に集中することで、モヤモヤから少し距離が取れます。
2. 水を1杯飲む
水を飲む行為自体が、一瞬の「間」を作ってくれます。体が軽い脱水状態だと気分にも影響することがあります。
3. 窓を開ける / 外に出る
空気を入れ替えるだけでも、気分が変わることがあります。可能なら、1分でも外に出てみてください。
これらは一時的な対処です。
「自分の機嫌の取り方がわからない」という根本的な悩みには、自分のパターンを知ることが解決の糸口になります。ここからが本題です。
「一般的な方法」が効かないのは当然
ネットで「機嫌の取り方」を調べると、たくさんの方法が出てきます。
- 散歩する
- 運動する
- 好きな音楽を聴く
- 甘いものを食べる
- 十分な睡眠を取る
どれも正しいアドバイスです。でも、すべてが「あなた」に効くとは限りません。
人によって効く方法は違う
ある人にとって「散歩」は最高の気分転換でも、別の人にとっては「面倒」に感じるかもしれません。
甘いものを食べると気分が上がる人もいれば、罪悪感を感じてしまう人もいます。
運動でスッキリする人もいれば、疲れが増して逆効果になる人もいます。
機嫌の取り方は十人十色。 だから、一般的な方法をそのまま試しても「なんか違う」と感じることがあるのです。
「やってみたけど効かなかった」は失敗ではない
試してみて効果がなかったとしても、それは失敗ではありません。
「この方法は自分には合わなかった」という発見です。
大事なのは、試して終わりにせず、その結果を覚えておくこと。そして、別の方法を試してみること。
このプロセスを続けることで、少しずつ「自分に効く方法」が見えてきます。
自分に効く方法を見つける3ステップ
「自分の機嫌の取り方」を見つけるには、以下の3ステップが有効です。
ステップ1:試す
まずは、いろいろな方法を試してみることから始まります。
完璧な方法を探す必要はありません。「なんとなく良さそう」と思ったものを、まず1つ試してみる。
ハードルを下げて、5分でできることから始めるのがおすすめです。
ステップ2:記録する
ここが重要なポイントです。
試した日の気分を記録しておきます。
「散歩した日」「甘いものを食べた日」「早く寝た日」——その日の気分はどうだったか。
記録しないと、せっかくの試行錯誤が記憶から消えてしまいます。
記録は、シンプルでいい。 その日の気分を5段階(とても良い・良い・普通・悪い・とても悪い)で選ぶだけでも十分です。
ステップ3:パターンを見つける
1〜2週間ほど記録を続けると、パターンが見えてくることがあります。
- 「散歩した日は気分が良い傾向がある」
- 「甘いものを食べた日は、翌日の気分が悪いことが多い」
- 「7時間以上寝た翌日は調子がいい」
数日分のデータを並べて見ると、自分だけの傾向が浮かび上がってきます。
これが「自分に効く方法」を見つける第一歩です。
試してみたい「機嫌の取り方」リスト
「何を試せばいいかわからない」という方のために、カテゴリ別に方法をリストアップしました。
すべてを試す必要はありません。 ピンときたものを1つ選んで、まずは今日から試してみてください。
体を動かす系
- 散歩(15〜30分、外の空気を吸う)
- ストレッチ(首・肩・腰を伸ばす)
- 軽い運動(ラジオ体操、ヨガ、スクワットなど)
- 階段を使う(エレベーターの代わりに)
体を動かすと、脳内でセロトニンなどの物質が分泌され、気分が安定しやすくなると言われています。
五感を満たす系
- 好きな音楽を聴く
- 好きな香りを嗅ぐ(アロマ、お香、コーヒーの香りなど)
- おいしいものを食べる(罪悪感のない程度に)
- 温かいものを飲む(ハーブティー、白湯など)
- 肌触りの良いものに触れる(毛布、クッションなど)
五感に心地よい刺激を与えることで、リラックス効果が期待できます。
頭を休める系
- 深呼吸(4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く)
- 昼寝(15〜20分程度)
- ぼーっとする時間を作る
- スマホを置いて、何もしない時間を作る
脳が疲れていると、感情のコントロールが難しくなります。意識的に「何もしない」時間を作ることも大切です。
環境を変える系
- 外に出る(コンビニに行くだけでもOK)
- 窓を開けて空気を入れ替える
- 部屋を片付ける(机の上だけでも)
- いつもと違う場所で作業する(カフェ、図書館など)
環境を変えると、気持ちが切り替わりやすくなります。
人とつながる系
- 誰かに話を聞いてもらう
- 短いメッセージを送る(LINEで「元気?」だけでもOK)
- 人がいる場所に行く(カフェ、図書館など)
一人で抱え込まず、人とつながることも機嫌を整える方法の一つです。
記録すると見えてくるもの
「試す→記録する→パターンを見つける」を続けると、以下のようなことがわかってきます。
何をした日に機嫌がよかったか
- 「散歩した日は、だいたい気分が良い」
- 「早く寝た翌日は調子がいい」
- 「友達と話した日は気分が上がる」
自分に効く方法がデータとして見えてきます。
何が効かなかったかもわかる
- 「甘いものを食べても、気分は変わらなかった」
- 「運動した日より、散歩した日の方が調子がいい」
合わない方法を切り捨てることで、効率的に自分に合う方法に集中できます。
自分だけの「機嫌の取り方リスト」ができる
記録を続けていくと、自分に効く方法がリストになっていきます。
不機嫌になったとき、そのリストから選ぶだけで、試行錯誤する時間を省けます。
「自分の機嫌の取り方がわからない」状態から、「自分に効く方法を知っている」状態に変わります。
気分を記録する方法
気分を記録する方法はいくつかあります。
紙・ノート
最もシンプルな方法。手帳やノートに、日付と気分、やったことを書くだけ。
スマートフォンのメモアプリ
標準のメモアプリでも十分です。テンプレートを作っておけば、毎日コピーして記入するだけ。
気分記録アプリ
より手軽に続けたい場合は、専用アプリを使う方法もあります。
Nikkletについて
ここまで読んで「やり方はわかった。あとは続けられる仕組みが欲しい」と思った方へ。
紙やメモアプリでもできますが、忘れやすい人ほど「開いたらすぐ選べる」仕組みがあると続きます。今日から10秒で始められる場所として、Nikkletを紹介します。
Nikkletは、5つの絵文字から気分を選ぶだけの気分日記アプリです。
- 5つの絵文字から選ぶだけ:10秒で完了、考える必要なし
- カレンダーで一覧:1ヶ月の気分がひと目でわかる
- グラフで傾向を確認:気分の波を視覚的に把握
- メモは任意:「散歩した」「早く寝た」など、試したことを短く残せる
- すぐ始められる:Googleアカウントでログインするだけ
記録が溜まってきたら、「散歩した日」と「しなかった日」の気分を比較してみてください。自分に効く方法がデータとして見えてきます。
まとめ
「自分の機嫌の取り方がわからない」——それは珍しいことではありません。
機嫌の取り方は十人十色。一般的な方法が自分に効くとは限らないのです。
だから、試す。記録する。パターンを見つける。
このプロセスを続けることで、「自分に効く方法」が見えてきます。
今日、1つだけ試してみてください。そして、寝る前に今日の気分を記録してみてください。
1週間後、2週間後に見返したとき、何かパターンが見えてくるかもしれません。
よくある質問
何を試せばいいかわかりません
まずは「体を動かす」「五感を満たす」「頭を休める」の3カテゴリから、1つずつ選んで試してみてください。難しく考えず、5分でできることから始めるのがおすすめです。
記録を続けられるか不安です
毎日完璧に記録する必要はありません。週に数回でも、パターンは見えてきます。大事なのは「途切れないこと」ではなく「やめないこと」です。
どのくらい続ければパターンがわかりますか?
個人差がありますが、1〜2週間ほど続けると傾向が見えてくることが多いです。焦らず、まずは1週間を目標にしてみてください。
何を試しても効果がない気がします
効果がないと感じること自体が、一つの発見です。「この方法は自分には合わなかった」と切り捨てて、別の方法を試してみてください。また、疲れが溜まっていると何をしてもスッキリしないことがあります。まずは睡眠を優先してみるのも一つの方法です。
不調が続く場合は
この記事で紹介した内容は、日常的なセルフケアの一つです。
以下のような場合は、専門家への相談をおすすめします:
- 何をしても気分が晴れない状態が2週間以上続いている
- 日常生活(仕事、学校、家事など)に支障が出ている
- 眠れない、食欲がないなど、体の不調も続いている
相談先の情報は、厚生労働省のサイトにまとまっています。
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」(相談窓口一覧)
- 厚生労働省「こころの健康」
この記事について
この記事は、気分記録アプリ「Nikklet」の開発チームが作成しました。
私たちはアプリ開発者であり、医療・心理の専門家ではありません。 この記事は「機嫌の取り方を見つける方法」の紹介を目的としており、医療的な助言を行うものではありません。
心身の不調が気になる場合は、厚生労働省の相談窓口一覧や医療機関をご利用ください。
運営: nikklet.com